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ドラマ『モテキ』について

ドラマ『モテキ』が、是非ともおすすめでありまして。

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金曜深夜0時12分~やってます。今からでも遅くはありません。

森山未来と満島ひかりの親和性、なんなの。

二人の主演で映画が観たいですよ。

っていうか『モテキ』を、まさにこのキャストで映画で観たかったなあ。


このドラマ本当にすごくてですね。

ここ最近観たドラマの中ではダントツに真剣に作られているんじゃないでしょうか。



もうね、まず原作である同名漫画が無類の面白さなんですよ。

全4巻ですぐ読めてしまうと思うので、まずこれを読んでもらった方がドラマを楽しめると思います。

簡単に言ってしまえば、童貞空回り系ストーリーです。

はい、僕、大好物です。


人生に3回訪れると言われている「モテ期」が突然、
三十路にさしかかる童貞男子に訪れて…

というところでお話は始まります。


んで、このお話の何がすごいって、
キャラクター一人一人に、ちゃんと人格があるんですよ。

物語なんだからそんなんあたりまえじゃないか、
って言われてしまいそうですが、
そんなことないんですって。

基本的に「ラブストーリー」というのは、主人公の世界観の中だけで進んでいくものです。

男主人公となると、どうしても男目線でしか描かれないんですね。

そうすると女キャラクターは、

(男にとって)都合のいい天使として描かれるか、

異形の怪物として描かれるかどちらかになってしまうんですね。


都合のいい天使として描かれる典型が

『電車男』とか


『電影少女』や『I's』とかでしょう。


女の子はかわいくってキラキラしていて、
男の理想を根底から崩すようなことはしないでいてくれます。


対して異形の怪物として描く作品はっていうと、

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とか、


『500日のサマー』とか、


もう女って本当何考えてる分かんねえな、っていうスタンスです。

この立場からすると女はゴジラのように、

わけもわからず主人公の周りの風景を破壊しつくしていく存在として描かれます。


どちらにせよ、

いわば(主人公の=男の)自分勝手なんですね。

主人公の非常に閉じた世界観の中で展開されていくのが「ラブストーリー」なのです。


この点、『モテキ』は、

それぞれのキャラクターがしっかりと生きてるんですね。

それぞれが主人公の世界観にとどまらず、
それぞれの世界観の中で必死に生きていることを感じさせるんです。

これはもうね、
作者さんが女性だから女性の気持ちが分かるんだなぁ、
なんてレベルの話ではないですよ。
(※作者は久保ミツロウというペンネームですが、女性の方です)

男とか女とか関係ないですよ。

世界は一つに閉じているものではない、
という強い意識を持たれていることの表れであると思います。

その意味で、本作はもう「ラブストーリー」なんかではありません。

人が人に相対するときに、人はどのように悩み、立ち回るのかってことを描いた物語なのです。


とまあ、原作がとにかくおもしろいんですよ、

ということを伝えたかったわけですが、

ドラマ版はこの原作を映像化するってことにも非常に成功しておりまして。


まずはもうキャスティングが素晴らしいですよ。

これ以上ないってほど理想的な配役です。

そして俳優さん方の演技の熱の入り方もすごいです。

冒頭にも書きましたが、
森山未来と満島ひかりの掛け合いなんてそれだけでワクワクしてしまいます。


あとね、リアルな恋愛を扱った物語ってなると、
あまり派手なものではないので、
単に映像化してしまったらともすれば退屈になってしまいかねないところです。

そこをドラマ版は映像の楽しさで豪華にしてくれているので、
単純に、観ていてとっても楽しいんですよ。

たとえば幸世(森山未来)が小悪魔・夏樹(松本莉緒)とキスができて嬉しさ爆発して、
街中をミュージカル的に踊りだしちゃうシーンとかさ。

『500日のサマー』オマージュのシーンですね。

多分、夏樹の「夏」と『サマー』をかけているんだと思います。

森山未来のダンスのクオリティーがまたすごいから、
それだけとっても美しいし。

もう、楽しいですよね。


あとあと、音楽の使い方ね。

原作がね、各話のタイトルが、全部曲のタイトルになってるんですよ。

これらを、ドラマでは挿入歌として扱ったりしていて。

これがかっこいい曲ばかりだし、
毎週最後に「今週のモテ歌」つって紹介されるんですね。

企画としておもしろいもの。楽しいもの。

そんで音楽って言えば、いつかちゃんのカラオケのシーンよかったね~。

いつかちゃん(満島ひかり)が原作では『銀河鉄道の夜』(銀杏BOYZ)を歌うところを、
ドラマでは『ロックンロールは鳴りやまないっ』(神聖かまってちゃん)を熱唱するのよ。

満島ひかりの『銀河鉄道の夜』も聴きたかったけど、
『ロックンロールは鳴りやまないっ』をシャウトする姿もキュンときたもの。

なんか、そういうのも、楽しいもの。


もうサービス盛りだくさんなんですよ。本当に。


ということで、ぜひご覧くださいな。

絶対損しないんだから。



「他に男がいたって
何度もフラれたっていいからやれ!!
女の心の中に土足でずかずか入って
足跡残してこいよ

モテねぇ男には
モテねぇ男なりの戦い方があんだろ?」
(by林田尚子)


くりっくしてね

最近観た映画一括紹介PageTop恋愛日記71:277日のゆい(最終回)

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Author:弄内洋太(モテウチ ヨータ)
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ももいろクローバーZ、
東京女子流のことなど。

ときおりコミュニケーションに関わったことなども
書くこともあるかもしれません。

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